島村の由来、語源、分布

Shimamura (しまむら) 【島村】^{レベル6
約 32,900 人}  日本姓氏詞源辭典

埼玉県、東京都、神奈川県。続いて千葉県、大阪府、熊本県、高知県、岡山県、群馬県、愛知県。

①地形。島状の土地と村から。埼玉県では滋賀県の出と伝える。推定では戦国時代の来住。高知県長岡郡大豊町久壽軒では滋賀県から1531年（享禄4年）に来住したと伝える。岡山県瀬戸内市邑久町東谷の高取山城に戦国時代、埼玉県行田市本丸の忍城に安土桃山時代、滋賀県東近江市の八日市、埼玉県さいたま市見沼区大和田町、栃木県鹿沼市深程、埼玉県深谷市岡部が藩庁の岡部藩士、埼玉県加須市根古屋が藩庁の騎西藩士、埼玉県川越市郭町が藩庁の川越藩士、埼玉県さいたま市岩槻区太田が藩庁の岩槻藩士に江戸時代にあった。

②兵庫県西脇市嶋（旧：島村）発祥。江戸時代に記録のある地名。同地の島村城の城主は島村氏だったと伝える。推定では戦国時代。

③合略。島袋の略。沖縄県沖縄市池原では島袋の「島」を使用した改姓と伝える。推定では1945年以降。島袋シマブクロ参照。