イナヨシ 【稲吉】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①福岡県小郡市稲吉発祥。南北朝時代に記録のある地名。愛知県日進市北新町では福岡県福岡市中央区城内が藩庁の福岡藩士が愛知県西尾市吉良町吉田を経て1688年から1704年(元禄年間)に来住して帰農したと伝える。愛知県蒲郡市形原町下市では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。愛知県名古屋市中区本丸が藩庁の尾張藩士、愛知県新城市作手大和田、福岡県久留米市北野町石崎に江戸時代にあった。
②大分県杵築市日野の小字の稲吉から発祥。同地付近に分布あり。
③茨城県かすみがうら市稲吉発祥。南北朝時代に記録のある地名。長崎県大村市玖島が藩庁の大村藩士、長崎県島原市城内が藩庁の島原藩士に江戸時代にあった。大村藩士は茨城県(旧:常陸国)の稲吉村で豊崎姓から改姓したと伝える。豊崎参照。
2022年 7月 27日 更新