カシモト 【樫本】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。樫のそばから。兵庫県豊岡市但東町佐々木に分布あり。同地の小字に樫谷、樫木谷あり。兵庫県尼崎市南城内・北城内が藩庁の尼崎藩士、徳島県徳島市徳島町城内が藩庁の徳島藩士に江戸時代にあった。大阪府南河内郡千早赤阪村水分に1452年から1455年(享徳年間)にあった。同地では楠木氏の後裔と伝える。楠木参照。徳島県那賀郡那賀町延野樫王、徳島県名西郡神山町下分樫谷、徳島県美馬市木屋平樫原は記録時代不詳の地名。同地に分布あり。善隣。岡山県備前市友延に分布あり。
②徳島県美馬市脇町平帽子の樫ケ多尾から発祥。同地で江戸時代初期頃に称したと伝える。「樫ケ多尾が本」の意。
2019年 8月 30日 更新