ヤマノウチ 【山之内】レベル5
約9,100人
日本姓氏語源辞典
①地形。山と内から。鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士、愛媛県今治市通町が藩庁の今治藩士、福島県二本松市郭内が藩庁の二本松藩士、愛媛県上浮穴郡久万高原町に江戸時代にあった。新潟県魚沼市並柳では草分けと伝える。江戸時代にあった門割制度の山之内門から。門の位置の例。鹿児島県鹿児島市吉野町、鹿児島県鹿児島市山田町。門による明治新姓。
②愛媛県東温市山之内発祥。江戸時代に記録のある地名。地名は「山ノ内」、「山野内」とも表記した。愛媛県上浮穴郡久万高原町東明神での伝承。1365年(貞治4年・正平20年)頃に居住して1469年から1487年(文明年間)以後に村上姓から改姓したと伝える。村上参照。
③岡山県岡山市北区東山内・西山内発祥。戦国時代に記録のある地名。地名はヤマノウチで江戸時代に「山之内」と表記した。
④宮崎県北諸県郡三股町樺山の小字の山内から発祥。地名の推定での発音はヤマノウチ。
⑤コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。合略。崔が含む「山」を使用。東京都北区で1978年12月23日に帰化の記録あり。本姓は崔。崔参照。
2022年 1月 27日 更新