伊山の由来、語源、分布

イヤマ 【伊山】^{レベル4
約1,300人}  日本姓氏語源辞典

北海道、沖縄県、大阪府。

①井山姓あり。静岡県沼津市平沼、広島県庄原市高野町和南原では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。静岡県東部（旧：伊豆国）は飛鳥時代に記録のある地名。新潟県に安土桃山時代、高知県四万十市中村丸の内が藩庁の土佐中村藩士に江戸時代にあった。

②コリア（朝鮮・韓国）系。複数の起源の全体における推定での比率は約20%。大韓民国慶尚北道慶州市の伊山から発祥。地名の日本音、コリア音はイサン。新羅の建国神話で漸梁部孫氏の始祖の俱礼馬が伊山に降臨したとする伝承から。俱礼馬のコリア音はグレマ。大阪府大阪市西成区で1960年12月5日に帰化の記録あり。本姓は孫。孫ソン参照。

③コリア（朝鮮・韓国）系。地形。尹を含む「伊」に「山」を追加。奈良県橿原市で1992年9月28日に帰化の記録あり。本姓は尹。尹イン参照。

④鹿児島県大島郡伊仙町伊仙発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はイセン。伊仙の「伊」と仙が含む「山」を使用。同地に分布あり。