ヒフミ 【一二三】レベル4
約800人
日本姓氏語源辞典
①創賜。数字から。東京都では江戸時代に一二三屋の屋号を使用していたと伝える。推定では屋号による明治新姓。東京都足立区江北では明治新姓時に小高姓から改姓したとの伝あり。小高参照。石川県白山市中奥町では京都府京都市の出で蹴鞠の名人の公家が蹴鞠の掛け声で言った「一二三」からとの伝あり。時代不詳。福岡県北九州市八幡西区茶屋の原では福岡県北九州市八幡西区の香月で農業従事者が江戸時代に庄屋から賜ったと伝える。滋賀県近江八幡市馬淵町にある浄土宗の真光寺の僧侶による明治新姓。同寺は馬淵氏の創建と伝える。同寺の山号は寂照山。馬淵参照。
②事物。石川県輪島市町野町西時国にある高野山真言宗の岩倉寺の僧侶による明治新姓。同寺では僧侶の前は神主で漢字が伝わる以前に神道で使用した日文からと伝える。日文はヒフミ。同寺では祝詞に「一二三」の語があったとの伝もあり。時代不詳。
2022年 11月 1日 更新