夏川の由来、語源、分布

ナツカワ 【夏川】^{レベル4
約1,000人}  日本姓氏語源辞典

滋賀県、新潟県、兵庫県。

①滋賀県彦根市南川瀬町は江戸時代に記録のある地名。川瀬は鎌倉時代に「河瀬」の表記で記録のある地名。同地に分布あり。広島県広島市中区基町が藩庁の広島藩士に江戸時代にあった。新潟県新潟市南区田尾、広島県福山市駅家町服部永谷に分布あり。長野県上水内郡飯綱町川上付近（旧：夏川）は戦国時代に記録のある地名。地名は「夏河」とも表記した。

②コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は約25%。大韓民国慶尚南道昌寧（別名：夏山）郡発祥。夏山の日本音はカサン、コリア音はハサン。夏山の「夏」を使用。新潟県新潟市（旧：新津市）で1954年2月18日に帰化の記録あり。本姓は曹。曹ソウ参照。

③コリア（朝鮮・韓国）系。地形。夏に「川」を追加。兵庫県姫路市（旧：神崎郡香寺町）で1974年6月25日に帰化の記録あり。本姓は夏。夏ナツ参照。