イフク 【伊福】レベル4
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日本姓氏語源辞典
①長崎県雲仙市瑞穂町伊福甲・伊福乙発祥。平安時代に記録のある地名。長崎県諫早市付近(旧:高来郡)に鎌倉時代、福岡県久留米市篠山町が藩庁の久留米藩士に江戸時代にあった。
②合略。伊福部の略。兵庫県揖保郡で862年(貞観4年)に記録あり。伊福部参照。
③地形。北から。沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭では琉球王国時代の伊森門中が使用した伊福の屋号により1880年の明治新姓時に称したと伝える。琉球音はイーフク。伊森は「北の森」の意で琉球音はイームイ。
④創賜。鹿児島県鹿児島市西佐多町に江戸時代にあった門割制度の伊福門から。門名は好字の「福」から。門による明治新姓。
2021年 1月 12日 更新