フナト 【船渡】レベル4
約1,600人
日本姓氏語源辞典
岐阜県、岩手県、和歌山県。フナワタリも含む分布。フナワタシは稀少。東京都でフナワタシが存在。
①岐阜県高山市久々野町引下の小字の船渡谷から発祥。同地に江戸時代にあった。
②岩手県九戸郡洋野町種市の小字の船渡から発祥。地名、姓はフナワタリ。
③事物。船から。岩手県久慈市では大阪府大阪市中央区大阪城の大阪城が1615年(慶長20年)に落城した後に船で渡ってきたのではないかと伝える。
④地形。船戸の異形。埼玉県草加市では江戸時代に「船戸」とも表記したと伝える。
※岩手県花巻市上小舟渡・下小舟渡は室町時代に「小船渡」の表記で記録のある地名。小舟渡はコブナト。同地に室町時代に小船渡姓があった。小船渡は現存するか不明。
2024年 9月 6日 更新