大窪の由来、語源、分布

オオクボ 【大窪】^{レベル5
約8,400人}  日本姓氏語源辞典

鹿児島県、北海道、富山県。

①地形。大きな窪から。鹿児島県曽於市末吉町深川に江戸時代にあった門割制度の大窪門から。門による明治新姓。広島県に戦国時代にあった。

※721年（養老5年）に大窪史の氏姓の記録あり。位置不詳。

②鹿児島県霧島市霧島大窪発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名は「大久保」とも表記した。

③鹿児島県霧島市牧園町万膳大窪発祥。同地に江戸時代に門割制度の大窪門があった。門による明治新姓。

④鹿児島県肝属郡肝付町後田大窪発祥。同地に江戸時代に門割制度の大窪門があった。門による明治新姓。

⑤茨城県日立市大久保町発祥。平安時代に記録のある地名。地名はオオクボで「大窪」とも表記した。

⑥福島県伊達郡国見町大木戸（旧：西大窪）・高城（旧：東大窪）発祥。戦国時代に記録のある地名。

⑦大分県宇佐市青森の小字の大窪から発祥。同地付近に分布あり。