花本の由来、語源、分布

ハナモト 【花本】^{レベル5
約5,400人}  日本姓氏語源辞典

広島県、兵庫県、大阪府。

①地形。花のそばから。和歌山県日高郡印南町古井では同地を「花屋垣内」と呼称して花の生産地から称したと伝える。推定では江戸時代。奈良県吉野郡川上村白屋では江戸時代の花屋の屋号による明治新姓と伝える。兵庫県神戸市に江戸時代にあった。島根県松江市美保関町福浦に分布あり。同地に花房姓あり。花房ハナブサ参照。富山県黒部市若栗では農業に従事していたとの伝あり。推定では江戸時代。徳島県那賀郡那賀町拝宮井ノ元では江戸時代に農業に従事していたと伝える。善隣。山口県光市浅江に分布あり。

②コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は約2%。福岡県田川郡大任町で1961年12月27日に帰化の記録あり。本姓は金。金コン参照。