片山の由来、語源、分布

カタヤマ 【片山】^{レベル6
約118,000人}  日本姓氏語源辞典

岡山県、大阪府、兵庫県。続いて愛知県、京都府、東京都、北海道、広島県、神奈川県、静岡県。

①岡山県総社市地頭片山は南北朝時代に記録のある地名。兵庫県赤穂市東有年の小字に片山あり。岡山県瀬戸内市長船町土師に片山日子神社あり。

②山県の異形。岡山県高梁市巨瀬町では徳島県で篠塚氏が山県氏を倒して南北朝時代の武将である細川頼之の命で1362年（貞治元年・正平17年）に山県の逆の意味で片山姓に改姓したと伝える。篠塚シノヅカ参照。山県ヤマガタ参照。

③高知県南国市片山発祥。平安時代に記録のある地名。

④大阪府吹田市片山町発祥。鎌倉時代に記録のある地名。

⑤滋賀県長浜市高月町片山発祥。鎌倉時代に記録のある地名。同地に分布あり。

⑥群馬県高崎市吉井町片山発祥。室町時代に記録のある地名。

⑦秋田県大館市片山発祥。戦国時代に記録のある地名。

⑧岐阜県揖斐郡池田町片山発祥。安土桃山時代に記録のある地名。同地に分布あり。

⑨兵庫県洲本市上内膳の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑩兵庫県南あわじ市倭文庄田の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑪兵庫県洲本市五色町鮎原下の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑫広島県東広島市八本松町米満の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑬広島県広島市東区戸坂数甲の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑭広島県呉市豊町久比の小字の片山から発祥。同地付近に分布あり。

⑮徳島県阿南市吉井町片山発祥。同地に分布あり。

⑯徳島県徳島市渋野町片山発祥。同地に分布あり。

⑰京都府南丹市園部町高屋片山発祥。同地に分布あり。

⑱和歌山県日高郡日高川町山野の小字の片山から発祥。同地での伝承。

⑲コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は1%以下。地形。方山の異形。兵庫県芦屋市で1989年9月18日に帰化の記録あり。本姓は方。方ホウ参照。他姓もあり。

※東京都千代田区千代田が政庁の江戸幕府の幕臣に江戸時代にあった。同幕臣は埼玉県・東京都・神奈川県東北部（旧：武蔵国）の片山からと伝える。埼玉県新座市片山、東京都中野区江古田付近（旧：片山）は江戸時代に記録のある地名。