千石の由来、語源、分布

センゴク 【千石】^{レベル4
約1,800人}  日本姓氏語源辞典

富山県、兵庫県、宮城県。事物。千石の米から。岩手県気仙郡住田町では宮城県遠田郡涌谷町で江戸時代に千石を得て称したと伝える。米の千石は約150トン。宮城県大崎市松山千石は戦国時代に記録のある地名。同地に鎌倉時代末期に千石氏がいたと伝える。富山県小矢部市千石は江戸時代に記録のある地名。地名は平安時代末期の千石氏の人名からとの伝あり。石川県金沢市南千谷町・北千石町は江戸時代に「千石」の表記で記録のある地名。千谷はセンゴク。地名は1183年（治承7年・寿永2年）に記録のある千国氏の人名からと伝える。千国チクニ参照。

※岐阜県南部（旧：美濃国）の千石谷からと伝える。時代、位置不詳。姓は後に「仙石」と表記した。